はじめてのオーガニック・ガーデン
いのちのめぐる庭づくり 実習を通して学ぶ連続講座
個人の庭や公園などの身近なみどりを、農薬や化学肥料に頼らず、人と生きものが共生するオーガニック・ガーデンとして、楽しみながら育ていくための考え方や方法を学ぶことにより、これを実践したり伝えたりすることのできる人を増やしていくことを目指し開催します。
各回とも、原則ミニレクチャーとフィールド実習による2部構成。いずれも実習には季節ごとのガーデニング作業が含まれます。
講座の概要
1.対象
- 庭づくりやオーガニック・ガーデンに関心のある人。
※ただし、別途開催する「プレ基礎講座」(下記参照)を事前に受講すること。
2.実施時期
- 4月~11月までの毎月第1土曜日の全7回(8月は休み)。
- 各回の単発参加可。
- 午前10時〜午後3時まで
日時詳細は「スケジュールと内容」参照。
3.参加費:
- @5,500円/回(単発参加可)
※別途、材料費(1,000円前後。回による)、昼食代(1,000円。希望者)
およびお車の方は駐車場代(1日300円)が必要。
※コンプリートチケット割引(プレ基礎講座含む全8回分まとめて前払いの場合)
総合計 39,000円
4.定 員:
- 各回10名 ※最小催行人数3名
5.会 場:
- 雨音堂(埼玉県飯能市原市場1119‐2)およびJOGAコミュニティガーデン
◆お申込みは以下からお願いします。↓
https://peatix.com/event/3853183
講師紹介
メイン講師/曳地トシ・曳地義治(NPO法人日本オーガニック・ガーデン協会)
プロフィール
2005年、「NPO法人日本オーガニック・ガーデン協会(JOGA)」(https://joga-garden.jp)を設立。代表理事と理事を務める。庭からの環境保護という考えを広めていくため、オーガニックスプレー(自然農薬)の作り方や庭の小さな生態系の大切さを伝えようと、講演会の講師を務めたり、雑誌や新聞などに記事を執筆している。
おもな著書に『虫といっしょに庭づくり』『雑草と楽しむ庭づくり』『鳥・虫・草木と楽しむ オーガニック植木屋の剪定術』(築地書館)、他多数。
ひきちガーデンサービス https://hikichigarden.com
講師/松下美香(オーガニックガーデナー)
プロフィール
オーガニックガーデナー。
米国の絵本作家ターシャ・テューダーの自給自足をしながら自然と共存する庭を作る暮らしに憧れ、北海道・紫竹ガーデンでの丁稚修行からこの道へ。現在は東京圏をベースに、公共公園や個人庭の維持管理、オーガニックバラ講座などの講師として幅広く活動中。生物多様性や環境保護の観点から、土中環境改善、森林再生活動にも携わる。京都芸術大学大学院環境デザイン領域日本庭園分野終了。東京都出身。(株)パノニカ代表取締役。
特別講師/森下英美子(環境教育センター研究員)
プロフィール
通称もりもり。鳥や自然あそびの案内人。
日本野鳥の会で鳥類保全を目指し、大学で鳥類生態研究をやってきた鳥好き。その後、大人から赤ちゃんまでの自然環境教育にも手を出した。現在は文京学院大学まちラボ本郷研究員としてみんなの居場所づくりをやりつつ、カラスの研究と子どもたちの環境教育を継続中。著書に「カラス・どこが悪い!?」(小学館・共著)、「地球市民を育てる ~子どもと自然をむすぶ~」(圭文社・共著)「野鳥のレストラン」(少年写真新聞社・共著)がある。
◆お申込みは以下からお願いします。↓
https://peatix.com/event/3853183
スケジュールと内容
【第0回:3月31日(土)】
プレ基礎講座(2024年10月31日まで見逃しアーカイブ視聴あり)
★テーマ:命のめぐる庭~オーガニック・ガーデンとは
- 実践をやるにあたって、最低限知っておいてほしい基礎の座学講座となります。
【第1回:4月6日(土)】
※申込〆切:4月3日(水)
★テーマ:基本の道具〜使い方と手入れほか
- 庭づくりで必要な基本的な道具について、その使い方と手入れ方法のほか、植物を育てるときにもっとも大切な水やりについても学びます。
★実 習:剪定バサミからノコギリ、トリマーまで、様々な道具を体験。★持ってくるもの:剪定ばさみとケース、あれば砥石
【第2回:5月4日(土)】
※申込〆切:5月1日(水)
★テーマ:生き物を呼ぶ庭づくり ※要別途材料費 未定
- オーガニックガーデンには生き物たちの賑わいが必要不可欠です。オーガニックな庭で育まれる生態系とそこに暮らす生き物たちについて学びます。
★実 習:持ち帰りできるインセクトハウスづくり(篠竹)のほか、切り戻しや花柄摘みなど草花の手入れも行います。
★持ってくるもの:剪定ばさみとケース
【第3回:6月1日(土)】
※申込〆切:5月29日(水)
★テーマ:みんなで魔女になる!~野草やハーブ 要別途材料費 1,000円
- 身近な野草やハーブなどを用いて、わたしたちの暮らしを楽しみながら豊かにしてくれる方法を学びます。
★実 習:持ち帰りできるヨモギオイル&ドクダミ化粧水づくりと、バラの花後の剪定等を行います。
★持ってくるもの:ジャムの空き瓶、剪定ばさみとケース
【第4回:7月6日(土)】
※申込〆切:7月3日(水)
★テーマ:病虫害対策 ※要別途材料費 500円
- まずは被害を与えてくる相手のことを知ることが肝要です。害虫から天敵まで、意外と身近にいる「彼ら」について学びましょう。
★実 習:風通しを保つために必要なこの時期ならではの剪定や刈込体験、夏のガーデニング作業も行います。
★実 習:自然農薬づくりのほか、風通しを保つために必要なこの時期ならではの剪定や刈込体験も行います。
★持ってくるもの:250~300ccの空きペットボトル、剪定ばさみとケース
【第5回:9月7日(土)】
※申込〆切:9月4日(水)
★テーマ:知ってると便利!ガーデニング・ロープワーク術 ※要別途材料費 500円
- ちょっと知っていると何かと便利なロープワーク。基本となる男結びをマスターしましょう。
★実 習:ロープワーク実習のほか、バラの夏剪定作業等も。
★持ってくるもの:剪定ばさみとケース
【第6回:10月5日(土)】
※申込〆切:10月2日(水)
★テーマ:土づくりと鉢植え~落葉と生ごみのコンポスト ※要別途材料費 未定
- 生ごみコンポストボックスと落ち葉コンポスト。堆肥にして土づくりに活かします。
★実 習:コンポストボックスの切りかえしを体験し、できた堆肥を用いた鉢植えづくりと秋のガーデニング作業。できた鉢植えは各々持ち帰れます。
★持ってくるもの:剪定ばさみとケース
【第7回:11月2日(土)】
※申込〆切:10月30日(水)
★テーマ:「鳥を呼ぶ庭づくり」 ※要別途材料費 1,000円程度
- 会場周辺で実際にバードウォッチングをしてみます。また、鳥を呼ぶための巣箱の掛け方、餌台、水場の設置方法、実のなる木についてなど、鳥を呼ぶためのノウハウも学びます。
★実 習:ピーナッツリースと身近なもので作るバードフィーダーづくりのほか、本格的な冬になる前のガーデニング作業も。
特別講師:野鳥に詳しい森下英美子さん(環境教育研究センター研究員)
★持ってくるもの:剪定ばさみとケース、カッター、ハサミ、キリ、ニッパ、あれば双眼鏡
◆お申込みは以下からお願いします。↓
https://peatix.com/event/3853183